ワッフル。
日曜日、実家に帰った。電車で片道410円也。
母と駅で落ち合い、贔屓のパン屋で昼食を買い、スーパーで買い出しし帰宅。
何年か前は当たり前に過ごしていた休日をなぞるように過ごす時間は宝物だ。
兄と甥っ子も遊びにきて、甥っ子の成長ぶりにまた驚く。小さい子はたった1ヶ月会わないだけでとんでもなく成長している。
今回は名前を呼んでくれたり、社交的になっていて可愛さ増し増し。手土産に買ったワッフルも嬉しそうに頬張っていてキュンとしたな。
不妊治療も思うように結果が実らず心が折れてしまうが、こうして可愛い子供を見ていると自分も育てたいから頑張ろうという活力が湧く。
そうしてあっという間に夜となり親に家まで送ってもらう。親の免許返納を考えると長い目で見ても残り10年と少し。この生活が永遠に続くことはないし、改めて親を失うことの恐怖が迫ってきていることを痛感して涙が止まらなかった。いつまでも子供ではいられないんだなと悲しくなる。
家にひとたび帰ると夫がお腹を空かせて待っており、私も娘の顔から一転し妻の顔へ。ご飯を準備し家事をこなしていく。私の居場所はここなんだなと再認識し、親を失った際に心の拠り所となる相手は夫なんだなと。
私は言葉を選ばずに心のうちを話せる相手が家族しかいなかったが、夫という存在もそれに近しいものとなっていることに喜びを感じる。不思議な存在だな。しかし他人というものは家族であれど、裏切る時は一瞬なのも解っているので依存せず自立することも忘れず心に留めておく。
話は変わるが、久しぶりに兄と話し、自分の考えの浅さや生活態度に指導が入った。ごもっともな意見ばかりで耳が痛い。しかし、他人ではない近い人間だからこその助言なので有り難く胸にしまう。
知性のある人間になりたいなぁ。。
そんな日。